今回、吟味するのは日本ワイン。
当レストランのワインリストにも登場する、国産ぶどう100%のワインシリーズです。

まだまだ、温かくて高知ではTシャツ一枚で過ごせる11月14日。山梨県甲斐市にあるサントリー「登美の丘ワイナリー」へ日本ソムリエ協会中国支部と四国支部の総勢22名が招かれ、ワイナリー見学とテイスティングを含む研修が行われました。
南に雄大な富士山を仰ぎ、眼下に甲府盆地を望む丘の上にある 「登美の丘ワイナリー」は、日本の"風土"と"ぶどう品種"の個性を活かした国産ぶどう100%使用のワインを造っています。
さすがに11月の山梨県は寒いのではと思い、防寒対策をバッチリにして望んだのですが意外に温かく、今季初登場のダウンジャケットも荷物になっただけでした。
それもそのはず、登美の丘の年間日照時間は、約2,250時間(日本平均約1,900時間)と長く、昼間は温かくて過ごしやすいそうです。冬でも雪は積もらないんだとか。
さらに、年間降雨量が約1,100mm(日本平均約1,600mm)と少なく、昼夜の気温差が大きいという、ぶどう栽培にとって最も適した条件が揃っているのです。

■登美の丘ワイナリー」は、山梨で本格的に欧州品種の栽培を始めた最初のワイナリー。
■こちらでは、6種類の赤ワイン用と4種類の白ワイン用のぶどうが栽培されています。

■ラッキーな事に、まだ収穫されずに残っていたぶどうは、リースリングはリースリングでも、"貴腐ぶどう"でした!"貴腐ぶどう"とは、果皮の表面に貴腐菌が繁殖し、その影響で果実の水分が蒸発した結果、干しぶどうのようになります。糖度が非常に高く、黄金色に輝く芳醇で甘美な蜜のように甘いワインに生まれ変わります。ちなみに1本5万円!

■いざテイスティング!
7種類のワインをテイスティング。どのワインも、ぶどうの個性が素直に表現されていました。上級クラスになると、果実香と樽由来の香りがバランスよく感じ、ふくよかで凝縮感があり、そのレベルの高さに驚きました。